動詞活用変化検索サイト“Le Conjugueur” 自律学習活用法!

熊野真規子

 http://www.leconjugueur.com/
予習/復習、独習に活用できるサイトを見つけたので、利用法を紹介します。
 ■動詞活用のことをフランス語でconjugaison(f.)、動詞を活用させることをconjuguer(v.)といいます。サイト名の“Le Conjugueur”は、“conjuguerするもの” ということで、動詞活用変化検索サイトということになります。サイトに入ると 左のように見えます。


■このサイトでできることは、上部のバーのところに示されています。↓
 

■たとえば、La conjugaison のところをクリックすると、次のような画面が出てきます。

★空欄に活用を知りたい(確認したい)動詞の不定形(原形)を打ち込み、空欄の下のをクリックすると、すべての人称、すべての時制の活用が示されます。
★逆に、動詞の活用形を打ち込むと、その動詞の不定形が何か、どの時制か、どの人称の活用かが示されるので(同じ活用形で異なる動詞・時制・人称がある場合はそのすべてが)、自分の辞書で確認する助けにもなります。
※アクサン記号のついた文字を空欄に打ち込む時は、空欄の下の文字をクリックすると空欄に打ち込まれます。
★同じページの下の方へスクロールしていくと、“Verbes les plus populaires”(基本動詞100)のリストや、さらに下にスクロールすると“Verbes les plus fréquents”(頻出動詞)のリストもあるので、頻出動詞順、リスト順などに動詞語彙を増やすのはいかがでしょう。
空欄の下の、をクリックするとすべての動詞のリストが出てきますが、全リストに挑戦するのは上級者向きです。

■語彙力をアップするのに、役立てることができるページも紹介します。Synonymesをクリックすると次のようページが示されます。

★空欄にある語彙(動詞に限りません)を打ち込み、をクリックすると、その語彙の同義語のリストが検索結果として示されます。自分の辞書で、それらの語を用例を参考に吟味し、自分の伝えたい内容にもっとも適した語はどれなのかを決めることができたり、同語反復をさけて別の言い回しに代えたりできます。レベルの高い人向きですが、自分の力をもっとブラッシュ・アップしたい独習者におすすめです。

■その他、初級者も活用できるExercise(練習問題)やJeux(ゲーム)、綴りの記憶があいまいな時に正しい綴りを確認できるOrthographe、数字を綴り字で書く時に確認できるLes nombres、文法解説や正しいフランス語を書くための規則解説などもありますので、自分なりの利用法を広げていってみましょう。

★そうそう、PCサイトよりは内容が限定されますが、Mobile用サイトも活用できますよ!
http://mobile.leconjugueur.com/php5/index.php

 

インターネットに接続しさえすれば、独習素材であふれかえっているなんて!
 「いやはや、ありがたい時代になりました」

2011.05.20