2013/2/23 第131回活動報告

第130回活動報告

大腿骨骨折(la fracture du fémur)で入院中の私をたずねて、フランス語サークルの一部常連メンバが、おやつを手に病院まで来てくれました。
Niclas(allemand:ドイツ人)も来てくれたので、腰椎麻酔の話になりました。なぜかというと... 医療界では腰椎麻酔にする時に「ルンバール」という用語を使います。「ルンバール」は腰椎穿刺(ようついせんし)のことをさしますが、それによって骨髄液を採取した後に麻酔薬を注入するからでしょう。
で、その「ルンバール」という医療用語はドイツ語のlumbar(腰/腰部)からきているというので、Niclasにたずねてみましたが、発音が悪かったのか、日常用語としての「腰」ではないのか、知らないということでした。
ここまでは、ほとんど麻酔サークルと言っていいような活動?になりました。
そこで、フランス語サークルらしく、では「腰」のことはなんというか?ということになったわけです。 専門用語はともかく 日常的に「腰」というときは、"les reins"といいます。
電子辞書で確認したメンバに辞書をみせてもらって、私にも発見がありました。"les reins"(複数)では「腰」という意味なのが、単数になって"le rein" となると「腎臓」なんだそうで!!
写真には写っていませんが、私と同室の方が「なになにフランス語?」と興味をしめしたので、いっしょにお茶をしました。お一人が元・国立病院の看護師ということで、余計に本格的な話になったというわけです。
楽しくお茶をしている時に写真を撮ればよかったものの、解散間際に写真を撮ったので、マスクサークルみたいな写真になりました。マスクをする日本人はざらにいますが、ヨーロッパの人がマスクをしているのを見たのは、実はNiclasがはじめて。1F救急外来にインフルエンザやノロウィルスの患者さんが来院することがあるため、1F経由で病棟にあがってくる面会者はマスクが義務づけられているのです。

par Fabienne
participants(日本人はフランス名で表記):Cécile, Cédric-Yûki, Diane, Hélène, Niclas, Itsuko, Natsuko, Fabienne